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わぶろぐ。

ミュージカルとか舞台が好きです。普段はTwitterに生息中。

波瀾万丈なアグラバー

10月28日水曜日にアラジン鑑賞。

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こういうことはあまり記録として残しておくべきではないのかもしれませんが、別の意味でウルウル泣いてしまったので今日だけは。
 

 

ジーニーは瀧山→萩原→道口といい感じに順番がまわってきました!
アラジンは開幕キャストの島村くん。前回に観たときよりも特に演技の部分が驚くほどに良くなっていて、好青年で頭も良く尚且つみんなの人気者!笑いもしっかり取っていて、3バカとのコンビネーションも抜群!
かいほー!かいほー!言っているけれど、今のところ彼のアラジン以外考えられないよなぁと思ったほど。(もちろん、がんちゃんも好きだけどね)
 
で、水曜日の公演はその島村くんの声の調子が絶望的に悪かったのです。
声量はあるんだけども、物語の核となる「Proud of your boy(自慢の息子)」の高い声がまったく出ない。リプライズも含め全曲です。
掠れ声ではなくて、音がとっちらかる。直球に言うと(島村くんごめんね)音をハズシまくり。合計10回弱くらい。
「もっと稽古しろぉぉおお」というレベルではなくそれを遥かに超えて「体調大丈夫?」とあの公演を観た人、全員が心配になるレベル。海外の物差しだったら、1幕と2幕でキャストチェンジになるほどでした。
 
で、ここで言いたいのはやはり昔から変わっていない四季の体制について。いや、それならそれで外野が言うことじゃないんで別に良いんですけど、メディア等で
「四季は常時、2人ないし3人は必ずいつでも出れるようにしていて、何かあったときや実力が伴わない人はすぐ交代させられる」というドヤ顔…見栄…いや、半分嘘?つくのやめません?
ずっと連投してきてそのお疲れが積み重なったならばまだ消化はできるのですが、休み明け1発目でこの声の調子。だとどうも個人的に納得がいかないというか。キャストの皆さんがひたすら可哀想というか。なんていうか、ねぇ。
「今日やばいから誰か別の人!」って自己申告できる環境を構築して欲しいなと思うんですよね。体調悪い状態で出演したところで、誰も得する人なんていないですから。
 
カーテンコールの島村くんは、終始口のあたりに力を入れて少し涙を浮かべながら死んだような表情。他人に言われなくても、ご自身の出来については彼が一番わかっていらっしゃると思います。
 
客としても観ていられないほどだったのですが、それをすぐに察知したのは長い間一緒に稽古をし、同じ舞台に立つ共演者の皆さんでした。
 
ジャスミンの岡本さんは、島村くんの肩をさすってポンポン!と叩いてあげたらそれだけで彼の表情が和らぎました。そして、一列に並んだときに彼の手をギュ!っと力強く握って、口パクで(実際に声を出していたのかもしれません)
 
「…大丈夫!!!!!」
 
ジーニーの道口さんもわざと島村くんに一直線に駆け寄って、大きな大きなハグ!
客は二の次で彼のことを一生懸命笑わせようとしていました。
 
わたし大号泣。
カンパニーってこうあるべきものなんだなと見せ付けられた気が。誰かが困っていたら全員でカバーする。特に道口さんは怪我から復活した方ですから、そういう想いも人一倍なんじゃないかなと勝手に推測してみたり。
馴れ合いをするカンパニーは嫌いだけれども、仲の良さとお互いを尊敬し合っているかどうかって席から観ていてわかりますよね。
本番中でも彼のことをカバーし、不調を目立たなくするような歌い方をする人たちがたくさんいたり。それだけで目頭が熱くなるわたし。
 
色んなことがあって色んな思いも湧いてきましたが、結局アラジンカンパニーってほんといいわー。ってことで落ち着いた公演でした。島村くん、本当にお疲れ様でした!
 
最近一段と寒くなってきましたので、皆様も体調お気をつけくださいませ~。