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わぶろぐ。

ミュージカルとか舞台が好きです。普段はTwitterに生息中。

【雑記】ラディアント・ベイビー

ラディアント・ベイビー 6月6日~6月22日 @シアタークリエ

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www.tohostage.com


『ラディアント・ベイビー』プロモーション舞台映像


こんなにも言いたいんだけど言葉が見つからない舞台って人生で初めてすぎて全然まとまらないんですが思い出として一応。

結局9回観ました。観れば観るほどこの舞台大好きだなって実感できたし、もともと好きだった出演者の皆さんもますます大好きになっていく。台詞や1シーン1シーンも…どんどん好きになっていって愛おしささえ感じた。ちなみに私はアンディ・ウォーホールのシーンが一番好きでしたのん。

21日のマチネ公演中に、主役・キース役の柿澤くんことカッキーがケガをした。ちょうど観ていたし、あのシーンでやったなというのも理解できた。幕間に入ると状況を理解したファンの方のザワザワ声が聞こえる。

結局、カッキーはその公演・そして残りの2公演も足をひきずりながら、ケガをしていない左足だけで支えながら、片足でジャンプしながら、フラフラになりながら完走した(尋常じゃない体幹だった)。カッキーに残っていたのは意地と根性だけだった。

あとからわかったのだけれども、アキレス腱を切っていた。とてもじゃないけれどそんな動きには見えなかった。正直、足首の捻挫かなと思っていたぐらい彼は動いていた。まわりのバックアップも凄かった。出演者の熱量、それにつられて盛り上がる客。全員が火事場の馬鹿力じゃないけど、そんな感じ。むしろそうでもしないと乗り切れなかったのかもしれない。

あのメンバーで観れたこと本当に嬉しかったなぁ。舞台業界ナンバー1のイイ人(と私は勝手に思ってる)平間壮ちゃんがカッキーのあご・ほっぺあたりをつまんで「笑ってよー!」的な素振りを見せてカッキーを笑顔にさせ、カッキーと何回も相手役をこなしてきた松下こーへいくんは、支えるところは支え、立てるところは立てる。演技中でもカーテンコール中でも。カッキーのこと本当によくわかってるんだろうなぁという行動ばっかりしてた。知念ちゃんは精神的な安定さ。私の中でクールビューティというイメージがあるんだけど、後半に号泣しているのを見てかなりグッとくるものがあった。

千秋楽カーテンコールの挨拶でカッキーは嗚咽も交え目を真っ赤にしながら「ごめんなさい・悔しい・またやりたい」という3つの言葉を残しました。かなりの割合で客もむせび泣いてました。共演者も泣いてました。何とも言えないものすごい空間でした。


以前感想をザザっと書いたように( http://mtms1031.hatenablog.com/entry/2016/06/10/132040 )

この作品はもともと完成度の高い舞台でした。が、アクシデントによってちょっと違う方向にいってしまったところもあるかと思います。しょうがないんだけれども。カッキーはたとえ足をケガしなくても本当に素晴らしいパフォーマンスをしていたし、してくれただろうなぁって。
現に「カッキーって凄すぎる!」と私が強く感じた公演は、千秋楽でもなくケガをする前の6月16日(木)マチネ公演でした。あの日は完全にキースヘリングが彼に憑依していました。
だからこそ万全な状態でカッキーのキースがまた観たいです。カッキーがOKを出して主催もOKを出してくれるのであれば、公演スケジュールや演出の点を再考していただいてからの再演を熱望します。いつもの周期を考えると2年後くらいかな?お金貯めとこ。

カッキース!しっかり休んで…また会いましょう!

 


2016/06/05 『ラディアント・ベイビー~キース・へリングの生涯~』ゲネプロ Keirh Hering